イメージを年齢層別に見てみると、ワクワク派が最も少なくなったのが40代で34.3%だった。50代以降、徐々にワクワク派が増え70代では52.4%がワクワク派となった。
男女別に見ると、男性より女性の方がワクワク派が少なく、特に40代女性のワクワク派は27.2%と最も少なくなった。40代女性からは、「今の仕事も体力仕事に近いのでいつまでも続けられるとも思えず不安」「まだ独身で兄弟も独身。子どももいなく、両親は高齢、仕事も今後どうなるのか。不安しかない」などのコメントが挙がった。
最近の人生、生活全般の状態について、「とても生き生きしている」と回答した人の74.4%は、人生100年時代にもワクワクしていることが分かった。一方、「まったく生き生きとしていない」と回答した人では、ワクワク派が10.5%にとどまり、今の人生の充実度が、これからの人生を生きるポジティブなイメージにつながることが分かった。
100年時代に備え、必要だと思うことについて聞いてみると、「計画的な貯蓄」(65.4%)、「健康・体力づくり」(55.1%)が上位となった。しかし、実際に行っている人は、それぞれ35.6%、26.4%と大きなギャップがみられた。「特に活動・行動はしていない」と回答した人も、34.0%いることが分かった。
また、100年時代に備えて実践している活動や行動別に「人生100年時代」へのイメージをみると、「これからのライフデザインについての専門家への相談」をしている人のワクワク度が最も高く73.5%、「移住や二拠点居住など、勤務地に縛られない暮らし方の探索」(68.8%)、「新しい知識や技術を身に着けるためのリスキリング」(68.7%)と続いた。
調査は8月に、全国の10〜70代の男女5000人を対象にインターネットで実施した。
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