貴重品などの紛失防止サービスを提供するMAMORIO(東京都千代田区)は、10〜70代の全国の男女を対象に「ポイントカードに関する実態調査」を実施した。ポイントカードが紙・カードタイプとスマホアプリの両方が用意されている場合でも、「紙・カードタイプを選択する」と答えた人は43.8%に上ることが分かった。
スマホアプリ派は56.2%だった。半数には満たないものの、紙・カードタイプのポイントカードにも根強い人気があった。
紙・カードタイプを選択する理由を聞いたところ、「スマホの容量を抑えたい。アプリを増やしたくないから」(20代男性)、「貯めている実感が持てる」(50代女性)、「起動やアップデートに時間がかかる。後ろの人を待たせたくない」(30代女性)などの声が聞かれた。
スマホアプリ派からは「カードは忘れたりなくすことがあっても、常時持ち歩いているスマホの方が紛失リスクは少ない」(40代男性)、「よく行く店だと、通知でキャンペーンのお知らせなども見られる」(40代女性)などの声が挙がった。
現在保有しているポイントカードをどちらかに集約したいか聞いたところ、最も多かったのは「使い分けたい」で42.6%となり、「全てスマホアプリに集約したい」の41.0%を上回る結果となった。
理由を聞いたところ、紙・カード派からはスマホの容量を懸念する声が多かった。特に若年層は格安SIMを活用し月々のギガ数や通信料を抑えるといったケースも多く、ポイントカードのアプリに容量を割くことに抵抗を感じていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング