消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
おすすめ比較サイト「Picky's」を運営するrentry(長野市)は、「この冬買いたい石油ストーブ」に関する調査を実施した。「どこの会社・メーカーの石油ストーブを買った?」と聞いたところ、最も多かったメーカーは「コロナ」という結果に。2位は「トヨトミ」、3位は「ダイニチ」だった。
石油ストーブを選ぶ際に国内メーカーかどうかを気にした人は57.5%だった。何を参考にしたかを聞くと、1位は「通販(EC)サイト」、2位は「メーカーHP」だった。
「購入した石油ストーブの価格帯」で最も多かったのは「1万〜2万円」で、「5000〜1万円」「2万〜3万円」が続く。高価格帯の製品を買う層は、50代の人が多い傾向がうかがえた。
「石油ストーブを購入する際に最も意識したこと」の1位は「本体価格」(34%)、2位は「暖房能力」(23.5%)、3位は「デザイン性」(15%)だった。
石油ストーブを購入した理由としては「オール電化住宅なので冬の災害時に必要だと思った」(関東在住 50代男性)、「電気が使えない状態を体験したため、電源を使わないストーブがほしかったから」(北海道在住 40代男性)といった声が寄せられている。
購入して満足した人からは「ストーブはもちろん暖かいし、上の天板で焼き芋を焼いたり、おでんを煮込んだりするのが楽しい」「停電をした時にも使えるのと、お茶をわかせる」という声があがった。
一方、満足しなかった人からは「灯油を買う手間、入れる手間を考えると電気で十分だと思った。また、最近は灯油も値上がりしていてメリットもあまり感じない」といった回答があがっている。
この調査は、11月20日〜12月16日にインターネットで実施した。対象は2022年に石油ストーブを購入した、もしくは購入する予定があると回答した20〜70代までの男女200人。
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