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大阪城近くに「森之宮新駅」　大阪メトロ、28年春の開業目指す　特徴は？：大阪の東の拠点に

» 2022年12月21日 16時20分公開

[ITmedia]

　大阪市高速電気軌道（大阪メトロ）は12月21日、大阪城東部地区に位置する森之宮検車場内に「森之宮新駅」を設置すると発表した。2025年に大阪・関西万博が開催される西の拠点「夢洲」に対し、森之宮を東の拠点と位置づけ、街の発展に取り組む。2028年春の開業を目指す。

大阪メトロは「森之宮新駅」を設置すると発表した（写真AC）

　森之宮は、国際的な観光拠点「大阪城公園」に隣接し、中央線や長堀鶴見緑地線、JR環状線の駅にも近接するなど、交通アクセスが良好な地域だ。大阪公立大学の森之宮キャンパスが25年に開設を予定するなど、東の重要拠点となるポテンシャルを有した地域となっている。

新駅が設置される森之宮検車場（大阪メトロ資料より、以下同）

　新駅は、中央線森ノ宮駅から北へ分岐する形で、森之宮検車場内に設置する。設置により、西の拠点である夢洲と森之宮が直結し、大阪の東西軸が強化される。大阪の大動脈である御堂筋線（南北軸）とも広域につなぐことで、街のさらなる発展が期待される。

新駅の設置で夢洲と森之宮を直結し大阪の東西軸を強化する

　新駅のデザインは、西の拠点と対峙させ、「シンボリック、かつ、インテリジェンス・イノベーション・インキュベーション」を球体が浮かび上がってくるイメージで表す。

新駅は球体が浮かび上がるようなデザイン

　駅構内は、開放感があり、多世代・多様な人が集い交流する国際色ある場を創出する。

　新駅の開業は28年春を目指す。大阪メトロは新駅設置によって「アクセス性の向上と開発エリアのポテンシャル向上を図る」としている。

駅構内は、開放感があり、多世代・多様な人が集い交流する国際色ある場を創出する

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