HYBE JAPAN、新法人「NAECO」を設立 世界市場への進出を狙う平手友梨奈が移籍

» 2022年12月22日 05時00分 公開
[ITmedia]

 エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業であるHYBEの日本本社HYBE JAPAN(東京都港区)は12月21日、新法人「NAECO(ネイコ)」を設立したと発表した。NAECOの1人目のアーティストとして、平手友梨奈の所属も発表している。HYBEにはBTSやジャスティン・ビーバーなど、世界で活躍するアーティストが所属しており、NAECOも世界市場への進出を狙う。

平手友梨奈(C)NAECO

 NAECOは、アーティスト企画やトレーニング、マネジメント全般を担う所属事務所としての機能と、完成度の高いコンテンツ制作を請け負うレーベル機能を兼ね備えている。また、グローバルアーティストを手掛けてきたHYBEのノウハウとシステムを生かし、世界の舞台で挑戦的なキャリアを望むアーティストのためのグローバル企業・レーベルとなることを目指していく。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

 社名は、大きな海を意味する「OCEAN」の綴りを逆に配列して作ったという。打ち続ける波によって水の流れがひっくり返る様子と、継続的に自己変革を追求していくレーベルとしての事業方向性、アーティストの姿勢を重ね合わせて表現している。また、大きな海のようなグローバル市場を開拓するという意志も込めた。

&TEAM(エン ティーム)(C)HYBE LABELS JAPAN

 平手の移籍に伴い、より幅広いファンとのコミュニケーションを展開するために、グローバル・ファンダムライフのプラットフォーム「Weverse」を2023年初旬にオープンする予定だ。より幅広いファンとのコミュニケーションを図っていく。

 平手は、15年に欅坂46のオーディションに合格。16年に発売したデビューシングル「サイレントマジョリティー」以降、全てのシングル曲でセンターを務めた。20年にグループを脱退してからは、ソロアーティストとしてデビューした他、「ドラゴン桜」や「六本木クラス」などの人気ドラマにも出演している。

 平手は移籍にあたり「より良い作品を届けられるよう、いろんなクリエイターの皆さまとディスカッションをしながら一つ一つ取り組んでいけたらと思っています」とコメントした。

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