CM総合研究所(東京都千代田区)が、2022年度(21年11月度〜22年10月度)の銘柄別CM好感度ランキングを発表した。1位は「au」(KDDI)の「三太郎シリーズ:進め!そっちだ!」篇だった。2位は「タウンワーク」(リクルート)の「吊り橋」篇、3位には「UNIQLO」(ユニクロ)の「ワイドパンツはみんなのものへ。」篇がそれぞれ入った。
「au」(KDDI)は、8年連続の好感度1位を獲得した。「三太郎」シリーズのほか、「意識高すぎ!高杉くん」シリーズ、「povo2.0」のCMを展開し、いずれも多彩なキャストによるコミカルな掛け合いを通し、サービスの特長やブランド価値を親しみやすく伝えた。
2位にランクインした「タウンワーク」(リクルート)は、前年度から21ランク上昇し自己最高の順位となった。映画の撮影現場を舞台とし、木村拓哉さんと芦田愛菜さんが本人を演じテンポよく展開する2人の掛け合いや意外性のあるストーリーが話題となり、幅広い世代からの支持を獲得した。
「UNIQLO」(ユニクロ)は、初のトップ3入りとなった。桑田佳祐さんの楽曲をBGMに、綾瀬はるかさんが出演するCMシリーズで、綾瀬さんが犬の散歩中に出会った松下洸平さん、田中哲司さんと談笑する「ワイドパンツ」のCMなどでポイントを伸ばした。
4位は「アサヒ生ビール」(アサヒビール)、5位「UQ」(KDDI)、6位「Uber Eats」(Uber Eats Japan)、7位「ワイモバイル」(ソフトバンク)、8位「BOSS」(サントリーホールディングス)、9位「出前館」(出前館)、10位「スーパードライ」(アサヒビール)となった。
アサヒビールは、4位に「アサヒ生ビール」、10位「スーパードライ」と2商品がトップ10入りを果たした。竹内まりやさんの「元気を出して」をBGMに、新垣結衣さんが「おつかれ生です」と語りかけるCMが快走し、4位獲得は自己最高位となった。トップ10を見ると、通信系やフードデリバリー系CMのランクインが多い結果となった。
調査は、関東1都6県在住の男女3000人の「月例CM好感度調査」の12カ月分から集計した。
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