サッカーW杯の無料フルマッチ配信、12月末で終了 「ABEMA」が明らかにハイライト映像は3月末まで

» 2022年12月29日 07時00分 公開
[ITmedia]

 中東カタールで開催されたサッカーワールドカップ(W杯)の放映権を獲得し、全64試合を放送したインターネットテレビ「ABEMA」は12月29日までに、フルマッチの無料見逃し配信を12月31日で終了すると明らかにした。ハイライト映像の無料配信は2023年3月31日まで続ける。配信期限を公開することで、年末に日本代表や強豪国同士の試合を再び視聴してもらい、ユーザーの拡大を図る狙いがある。

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photo 全64試合を放送したABEMA(過去のプレリリース)

「ABEMAプレミアム」加入で配信期間延長

 「見逃し配信」は、リアルタイムで視聴できなかったユーザーが好きなタイミングで、好きなコンテンツを視聴できる機能。W杯コンテンツの配信終了は、ABEMAの無料ユーザーが対象となっている。有料サービス「ABEMAプレミアム」(月額960円)に加入することで、フルマッチ・ハイライトともに3月末まで視聴できるようにしている。

photo ABEMAプレミアムについて(出典:ABEMA公式Webサイト)

 ただ、プレミアム会員を含めた全ユーザーを対象に、23年4月1日以降はW杯映像の配信を終了する。ABEMAの公式YouTubeチャンネルで公開中のハイライト映像も、3月末で削除するという。運営元のサイバーエージェントは取材に対し「放映権契約の都合上」と説明している。

photo サイバーエージェントのオフィス
photo 優勝したアルゼンチン代表(出典:FIFA公式Twitterアカウント)

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