中東カタールで開催されたサッカーワールドカップ(W杯)の放映権を獲得し、全64試合を放送したインターネットテレビ「ABEMA」は12月29日までに、フルマッチの無料見逃し配信を12月31日で終了すると明らかにした。ハイライト映像の無料配信は2023年3月31日まで続ける。配信期限を公開することで、年末に日本代表や強豪国同士の試合を再び視聴してもらい、ユーザーの拡大を図る狙いがある。
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「見逃し配信」は、リアルタイムで視聴できなかったユーザーが好きなタイミングで、好きなコンテンツを視聴できる機能。W杯コンテンツの配信終了は、ABEMAの無料ユーザーが対象となっている。有料サービス「ABEMAプレミアム」(月額960円)に加入することで、フルマッチ・ハイライトともに3月末まで視聴できるようにしている。
ただ、プレミアム会員を含めた全ユーザーを対象に、23年4月1日以降はW杯映像の配信を終了する。ABEMAの公式YouTubeチャンネルで公開中のハイライト映像も、3月末で削除するという。運営元のサイバーエージェントは取材に対し「放映権契約の都合上」と説明している。
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