消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
スーパーなどで冷凍食品の種類が増えているように感じるが、消費者はどのようなモノを購入しているのだろうか。全国の男女に聞いたところ「餃子」(26%)と答えた人が最も多いことが、プラットフォームなどを運営するROIの調査で分かった。
2位は「から揚げ・竜田揚げ」(19%)、以下「めん類」(18%)、「コロッケ・フライ」(8%)、「農産品」「米類」(いずれも7%)と続いた。
冷凍食品を購入する人(97%)に、購入頻度を尋ねたところ「1週間に2回以上」(34%)がトップ。次いで「1週間に1回」(30%)、「1カ月に2〜3回程度」(20%)という結果に。コロナ前と現在で購入頻度に変化があったかどうかを聞いたところ「増えた」と答えたのは30%。「変わらない」が68%、「減った」はわずか2%だった。
この結果について、ROIは「ほとんどの人が冷凍食品を活用していて、64%の人が週に1回以上の高い頻度で購入していることが分かった。そのうち30%はコロナ禍で購入が増えたとしている。コロナ禍で増えた理由として『在宅が増えたから』『外出の頻度を下げ、食料のストックを増やすようにした』というフリーコメントが多く、リモートの普及や備蓄への意識の高まりによって購入が促進されている」とコメントした。
インターネットを使った調査で、「ファンくる」に登録している男女954人が回答した。調査期間は12月12〜17日。
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