『北斗の拳』ラベルのウイスキー、新作は「トキ」と「ジャギ」「ケンシロウ」「ラオウ」は完売

» 2023年01月10日 18時21分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 小学館集英社プロダクションは1月10日、人気作品『北斗の拳』に登場する北斗四兄弟「トキ」「ジャギ」ラベルのウイスキーを発表した。1月16日午後0時より、ウイスキー専門サイト「WHISKY MEW(ウイスキーミュウ)」にて抽選販売を開始する。

 価格および本数は、「トキ」ラベルの「ブナハーブン2010」が1本2万5300円で総本数234本、抽選本数144本。「ジャギ」ラベルの「ハイランド シングル モルト2000」が1本2万6400円で総本数216本、抽選本数126本。

左から「トキ」ラベルの「ブナハーブン2010」、「ジャギ」ラベルの「ハイランド シングル モルト2000」 (c) 武論尊・原哲夫/コアミックス1983,版権許諾証GI-900(出典:公式サイト、以下同)

 『北斗の拳』は、1983〜88年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載した原作・武論尊氏、漫画・原哲夫氏による人気作品。核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神挙の伝承者ケンシロウが愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれている。23年9月13日には、連載開始40周年を迎える。

 同社では、「おまえはもう死んでいる!!」などの名ゼリフや、数多くの人気キャラクターが登場した『北斗の拳』ラベルのウイスキーを20年9月にリリース。「ケンシロウ」と「ラオウ」のラベルで瞬時完売したという。

 今回ラベルに採用した北斗四兄弟の「トキ」は北斗四兄弟の次男で、北斗神拳の伝承者に最も近いといわれた人物。心技体どれをとっても非の打ちどころない人格者だが、ケンシロウとユリアをかばい、死の灰を浴びて病に。「おれは拳法家としてより、北斗神拳を医学の1つとして生かしたいのだ」と、世界を旅して人々を救うために医学の道に進んだ。

 北斗四兄弟の三男の「ジャギ」は、極悪非道ながらファンも多い悪役。胸に7つの傷を刻んでケンシロウをかたり、襲った人に決まって胸の傷を見せながら言う「おい、おまえ、おれの名をいってみろ」の名ゼリフで知られる。

 商品は、ウイスキー評論家の山岡秀雄氏が選定。「トキ」のウイスキー「ブナハーブン2010」は、ピート香の強い他のアイラモルトの中でもやわらかな特徴のブナハーブン蒸留所。同ブナハーブンはピートタイプでシェリー樽熟成のため、あたたかい印象でリラックスできる飲みやすいシングルモルトだという。

ウイスキー評論家の山岡秀雄氏

 「ジャギ」のウイスキー「ハイランドモルト2000」は、世界的に人気があるハイランドモルト。蜜蝋やワックスの印象がある独特のオイリーさがあり、また飲みたいと思わせる求心力のある蒸留所のシングルモルトで、シェリー樽熟成となっている。

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