シャープは約175グラムの超軽量ボディーと、高精細映像を実現したスマートフォン接続型のVR(仮想現実)用ヘッドマウントディスプレイのプロトタイプを発表した。
同製品はシャープ製最先端デバイスの採用やスマートフォンの開発で培った小型化技術・ノウハウの活用により、超軽量ボディーを実現。長時間使用しても疲れにくく、外出先などへの持ち運びにも適している。
ディスプレイは片眼2K×2の映像と、120Hz(ヘルツ)駆動による滑らか表示を実現。リアリティーあふれる映像で高い没入感を体験できるようにした。ポリマーレンズを採用したRGBカラーカメラモジュールを搭載することによって、素早いピント合わせと映像に酔いにくい快適性を実現している。
プロトタイプは1月5〜8日に米ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市「CES 2023」に参考出展した。同社は「本開発を皮切りに、現実世界と仮想世界を融合した新しい体験の創出を加速していく」としている。
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