東京・銀座に木造の複合商業ビル 5月に竣工予定：物販店舗やオフィス、飲食店など

[ITmedia]

　高木（正しくは「はしごだか」）ビル（東京都港区）は東京・銀座に、複合商業ビル「銀座高木ビル（仮）」を建設中で、5月に竣工すると発表した。木造を使用したサステナブルな建築として訴求し、銀座を活気づけていく。

竣工予定の「銀座高木ビル（仮）」（画像：以下、プレスリリースより）

　地上12階・地下1階、高さ約56メートルで、地下1階〜地上2階に物販店舗、3〜8階にはオフィステナント、9〜12階には飲食店などが入る予定。高層階には食事をしながら銀座の雰囲気を感じられるよう、バルコニーやルーフトップを設置する。

室内イメージ

高層階は木材を使用

　高木ビルは木材を使用することについて、「都心のビルでは感じにくい『木のあたたかみ』を取り入れることで、人が行き交い、集う場所にしていきたい。また、カーボンニュートラルへの世界的な動きが活発になる中、サステナブルな建材として木材の注目が高まっている。森林資源が豊富な日本で、積極的に活用事例を出していきたい」と話している。