キリンビールは、フラッグシップブランド「キリン一番搾り生ビール」の中味、パッケージを1月製造品より順次切り替えると発表した。麦本来の、澄んだうまみを引き出すことで飲みやすい味わいへ進化させる。最近ビールをあまり手に取っていない人に訴求する狙い。
今回のリニューアルでは、麦汁の仕込み工程を見直した。麦本来の澄んだうまみを引き出すことで、雑味・渋みを抑えた飲みやすく飲み飽きない味わいへと進化させた。
パッケージ全体の印象も明るくし、聖獣、一番搾りロゴ、KIRIN BEER帯、しずくをブラッシュアップ。「おいしい」「高品質」のイメージ強化を図った。
また、一番搾りについて大規模なコミュニケーションを展開する。ビール好きの人はもちろん、最近ビールをあまり手に取っていない人まで訴求していくという。
一番搾りは、「おいしい好きのすべての人の『今日のよろこび』になる。」をブランドパーパスとして掲げていて、1990年の販売時から“ビールを楽しむときのうれしさ”を大切にしてきた。同社はリニューアルを通じ、「一番搾りのおいしさで日本中のうれしさを広げていく」としている。
缶商品は1月製造品より、びん・樽製品は2月製造品から順次切り替える。
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