「GYAO!」3月31日に終了 縦型ショート動画「LINE VOOM」にZHDの経営資源を集中へ：LINE LIVEも終了

[ITmedia]

　Zホールディングスとグループ企業のヤフー、GYAOは、2023年3月31日をもって無料動画配信サービス「GYAO!」を終了すると発表した。合わせて「GYAO!ストア」「トレンドニュース」も終了する。

無料動画配信サービス「GYAO!」

縦型ショート動画に経営資源を集中

　グループのLINEも1月13日、ライブ配信サービス「LINE LIVE」「LINE LIVE-VIEWING」を3月31日に終了すると発表していた。

　今後はZHDグループとして、縦型ショート動画サービスを強化するため、「LINE」内の動画プラットフォーム「LINE VOOM」に経営資源を集中させる。動画コンテンツの連動や、メディア、コマース領域を横断するプロジェクトでの活用など、グループ内サービスとの連携を強化していくという。

ZHDグループとして、縦型ショート動画サービスを強化する

購入済みの作品も、サービス終了で視聴不可能に

　「GYAO!」において現在、配信終了日が3月31日午後5時以降の日時に設定されていたり、未定となっていたりする作品も、同日午後5時に配信を終了する。最終話まで配信されず、配信が途中で終了する可能性がある作品もある。「GYAO!ストア」は、2月13日に全商品の販売を終了し、3月31日には購入済みのコンテンツについても視聴できなくする。

「GYAO!」で最終話まで配信しない可能性がある作品

「GYAO!ストア」では2月13日に全商品の販売を終了

　GYAOは「これまでパートナーとして協力を得てきた放送局各社とも引き続きコンテンツ開発などで連携を深め、動画領域でのさらなる競争力強化を図ります」とコメントしている。