セイコーウオッチ(東京都中央区)は、キャリバー9Sの誕生25周年を記念した限定モデル2機種を発表した。「キャリバー9S85搭載モデル」は1月27日、「キャリバー9S65搭載モデル」は4月21日に発売し、全世界で各1200本の数量限定。人気のムーブメントを搭載する商品の25周年モデルで、需要拡大を図る。
キャリバー9Sは、1998年に誕生した「新グランドセイコー規格」に基づく高精度メカニカルムーブメント。2020年には「キャリバー9SA5」を発売した。今回の限定モデルでは岩手山の情景からインスピレーションを受けたという。
「キャリバー9S85搭載モデル」は、グランドセイコーの機械式時計の製造地「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くにそびえる岩手山の情景を、ダイヤルと回転錘で表現した。
夜明けに岩手山を包む雲海の雲を、シルバーカラーのダイヤルに施された有機的な模様で演出。また、25周年記念限定の仕様として、回転錘にグランドセイコーの獅子のエンブレムをあしらった。チタン素材の回転錘は新開発のスカイブルー色を採用、雲海の上に広がる青空を表している。希望小売価格は88万円。
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