消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
クロス・マーケティング(東京都新宿区)は、新型コロナウイルスが消費者の行動や意識に与える影響の把握を目的とした調査を実施した。行きたい観光地を聞くと、「北海道」(52%)の人気が最も高いことが分かった。
まず、国や自治体が行うキャンペーンの認知・利用状況を聞いた。認知率・利用率が高いのは、1位「GoToイート」(認知率84%)、2位「全国旅行支援」(同77%)だった。
利用意向を聞くと、いずれのキャンペーンも約半数の人が「利用したい」と回答し、特に全国旅行支援は「とても利用したい」と「やや利用したい」が合わせて6割と、最も高い結果に。
今行きたい国内観光地の1位は「北海道」(52%)だった。次いで、「沖縄」(41%)、「京都」(36%)と続いた。居住エリアでみると「北海道」は中国・四国居住者から、「大阪」は中国・四国と九州・沖縄居住者からそれぞれ人気が高く、「箱根」は関東居住者から人気が高いことが分かった。
今後参加したい祭りやイベントについては「花火大会」や「祇園祭」など全国的に有名な祭りのほか、「東京ディズニーランド」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「ハウステンボス」の限定イベントや、2025年に開催する「大阪万博」の声も寄せられた。
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