2021年4月から中小企業にも「パートタイム・有期雇用労働法」が適応されたが、派遣社員の給与にはどのような変化があったのだろうか。日本人材派遣協会が行った派遣社員に関するアンケート調査によると、過去1年で給与が上がった人は全体の24.9%。賃金形態は9割以上が時給制となっており、平均時給額は東京都、愛知県、大阪府が1621円、その他の地域が1348円だった。
東京都、愛知県、大阪府在住者のうち、賃金形態が「時給制」と回答した人は97.0%。平均時給額は1621円で、時給額で最も多いのは「1500〜1750円未満」(48.6%)だった。
派遣就業における主業務経験期間が3年未満、3年以上とも「1500〜1750円未満」(各48.2%、48.9%)で、最も多くなっている。平均額は3年未満、3年以上ともにアップしていた(それぞれ前年比+12円、+9円)。
その他の地域で、賃金形態が「時給制」と答えた人は97.8%。平均時給額は1348円で、時給額で最も多いのは「1250〜1500円未満」(41.8%)。次いで「1000〜1250円未満」(35.3%)だった。
派遣就業における主業務経験期間が3年未満は「1000〜1250円未満」(43.1%)、3年以上は「1250〜1500円未満」(45.9%)で最も多くなっている。平均額は3年未満、3年以上ともにアップしていた(それぞれ前年比+29円、+9円)。
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