人材関連事業を展開するネオキャリア(東京都新宿区)は1月25日、未経験からエンジニアとして就職を希望する大学3年生向けに、プログラミング研修サービスの提供を開始した。本サービスの提供により、入社後のミスマッチを防ぐ狙いだ。
経済産業省の「IT人材受給に関する調査」によると、IT人材は2030年に最大で79万人不足するとされ、未経験でエンジニア職を希望する人材への注目が高まっている。
一方で就活生からは「興味はあるが、未経験で働ける気がしない」、企業からは「入社後に適性がないことが判明し早期離職につながるのは困る」といった声が聞かれる。これを受け、同社は就活生の職種の選択肢を広げるとともに、未経験エンジニアの入社後のミスマッチを防ぐために同サービスを開始した。
未経験でエンジニア職を希望する就活生(大学3年生)が「就職エージェントneo」に登録すれば、同社は研修サービスを無料で提供する。講師はオンライン上から指導・サポートする。専任のキャリアカウンセラーが面談をして、それぞれの受講者にあった企業を紹介する。
同社は「受講者は研修の中で『自身がプログラミング業務に向いているのか』を確認でき、企業はエンジニアとしての適性をもつ就活生を受け入れ可能になるため、入社後のミスマッチ防止を期待できる」と説明する。
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