続いて、23年3月期の第2四半期までの業績を見ていきます。
売上高は前年同期比2.3%増の1994億円、営業利益は20.4%減の193.7億円、経常利益は23.3%減の213.3億円、純利益は22.7%減の142.6億円です。直近では売り上げは微増ながらも、利益は減少してしまっています。
売り上げの増減の要因を見てみると、広告収入に関しては64.9億円の減少となっています。それを周辺事業で補う形で増収と、主力の日本テレビの広告収入は減少し苦しい状況にいることが分かります。
こうした状況下における、テレビ局としての日本テレビ単体の業績を見ていくと、売り上げは前年同期比3%減、営業利益は31.4%減、純利益は26.3%減。テレビ局は減収減益の不調です。
スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
GMOの根幹にある「55カ年計画」とは? 安田CFOが明かす、市場や売上起点ではない経営
ファミマに吸収合併されたコンビニはどれ? 「ポプラ」「スリーエフ」「am/pm」
「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング