消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
弁護士ドットコム(東京都港区)は、公共交通機関におけるベビーカー利用に関するアンケートを実施した。公共交通機関でベビーカーを使用したことがある人は4割、居心地の悪さを感じた人は6割だった。
公共交通機関でベビーカーを使用したことがあるかと聞いたところ、「現在使用している」(6.4%)、「現在は使用していないが、以前使用したことがある」(35.6%)を合わせて4割の人は利用経験があることが分かった。
ベビーカーを使ったことで不快な思いや居心地の悪さを感じたことはあるかという質問では、「よくある」(18.2%)、「時々ある」(38.3%)だった。2020年以降も使っている人に絞ってみると、「よくある」「時々ある」の合計は6割を超えていた。
不快に感じたときの状況を具体的に挙げてもらうと、「嫌な顔、舌打ちをされた」(59.3%)が最も多く、「専用スペースを占拠され、どいてもらえなかった」(45.3%)、「乗り降りや通行について協力を求めたものの無視された」(21.5%)、「ベビーカーをたたむよう要求された」(18.2%)が続いた。その他の意見として「無言の圧力を感じた」「冷ややかな空気を感じる」「邪魔になっていて申し訳なく感じた」などの声が寄せられた。
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