「スマートサロン」ってどんなところなのか 全国初の店舗を取材した（1/5 ページ）

[小林香織，ITmedia]

　美容室向けヘア化粧品メーカーのミルボン（東京都中央区）は、全国の美容室と協業して「スマートサロン事業」を開始した。1月21日には、全国初のスマートサロンとして、「ミンクス 渋谷 スマートサロン」がオープンしたばかり。

カウンセリングの際は、スマホを見せながらヘアケア製品を提案、その情報をタブレットに連携して顧客が確認できる（筆者撮影）

　スマートサロンとは、リアルとデジタルを融合したコンテンツにより、ヘアケア製品を「探す、試す、発見する、選ぶ」といった新たな購入体験を提供する空間だという。今後、大阪や北九州にも開業予定で、2026年までに全国に500〜1000店舗の展開を目指している。

「ヘアケア製品の販売がメイン」と言わんばかりに、入り口付近にはズラリと製品が並ぶ（ミルボン提供）

　スマートサロンは、一体どんな事業なのか。記者発表会、及び内覧会で、その戦略を聞いた。