消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
お取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」を運営するアイランド(東京都渋谷区)は、「2022年の食品通販に関するアンケート調査」を実施した。その結果、22年にお取り寄せした食品では「訳あり・お試しができる商品」(39%)を購入した人が最も多いことが分かった。
次いで、「電子レンジや湯煎など、調理が簡単な商品」(28%)、「解凍するだけで食べられる商品」(26%)と続いた。同社は、「お得にいろいろ試せる、わくわく感やお楽しみ感もある点が支持されているのでは」と分析している。
お取り寄せをする目的を聞いてみると、60%が「普段の食卓用」と回答した。在宅時間の楽しみや毎日の食事の手助けとして活用している様子がうかがえる。その他、「少し特別なお楽しみ・ご褒美用として」(53%)、「贈りもの(スイーツギフト)として」(31%)といった声が寄せられた。
SNSをきっかけに食品をお取り寄せしたことがあるか尋ねると、半数が「したことがある」と回答した。最も多かったSNSは「Instagram」(58%)で、「Twitter」(54%)、「YouTube」(28%)と続いた。
調査は22年10月7日〜11月7日にインターネットで実施した。有効回答は493人(性別:男性26%、女性73%、回答しない1%/年代:20代4%、30代18%、40代31%、50代28%、60代以上19%)。
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