「管理職になりたくない」という人は、なぜそのように感じているのだろうか。この質問に対し、「出世欲がないから」(50.9%)がトップ。次いで「責任が伴うから」(50.0%)、「仕事量が増えるから」(42.6%)、「管理職に向いていないと思うから」(38.0%)、「今のままのほうが働きやすいから」(25.9%)と続いた。
具体的な理由として「待遇はたいして変わらないのに責任だけ増えるから」(女性)、「残業手当がなくなると生活していけない。役職手当は1万円しかもらえないのに、月々の残業が80時間超えるのは生活だけでなく、体もボロボロになるから。体調を崩している上司も多い」(男性)といった声が寄せられていた。
現在管理職の人を対象に、「管理職の立場で苦労していること」を聞いた。「部下の指導や育成」(49.3%)と答えた人が最も多く、以下「責任が重い」(39.3%)、「部下とのコミュニケーション」(36.7%)と続いた。「特に苦労はしていない」(15.3%)という意見もあった。
インターネットを使った調査で、20〜59歳のビジネスパーソン300人(管理職150人、非管理職150人)が回答した。調査期間は1月6〜11日。
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