幸楽苑の「朝ラーメン」390円 ビジネスパーソンにおすすめしたい理由ビジネスハックラボ(1/2 ページ)

» 2023年02月28日 04時15分 公開
[岡安太志ITmedia]

ビジネスハックラボ:

仕事とプライベートの境目があいまいになり始めている昨今、業務を楽しみ、生産性を高めるアイデアは世の中にあふれている。その中から、読者のQOLとQOB(Quality Of Business)向上につながるネタを提供していく。

 「朝活」という言葉がブームになって久しい。始業前の朝の時間を勉強や趣味など自分にとって有意義なことに充てることを指すが、解釈の幅は広がり続けているようだ。

 例えば朝食を摂ることは仕事のパフォーマンスにダイレクトに影響する。朝食には体内時計を整える働きや、睡眠中に枯渇した脳のエネルギー源であるブドウ糖を補充する役割もあるのだ。

 幸楽苑ホールディングス(福島県郡山市)が展開するラーメンチェーン「幸楽苑」では「朝ラーメン」を提供している。朝からラーメンとは斬新なコンセプトだが、しっかりと朝食が摂れることは健康にも良さそうだ。実際に利用してみることにした。

幸楽苑(画像はイメージ、筆者撮影) 

 幸楽苑は全国に423店(2月27日時点)を展開しており、ラーメンやもつ鍋などを提供する外食チェーンだ。朝食メニューとして「中華そばクラシック」(390円)、「お粥(ハーフ)」(260円)、「玉子かけご飯」(260円)を提供しているほか、スープやおひたしを組み合わせたセットメニューも展開している。

幸楽苑の朝ごはん(出所:公式Webサイト)
3種類のセットメニューも(出所:公式Webサイト)

 朝食メニューを提供している時間帯はオープンから11時まで。家で朝食が摂れないような忙しい日の利用はもちろんだが、混雑しやすいランチタイムを避け、昼前にしっかりと食事を済ませたい日にも助けになる。

幸楽苑 杉並高井戸店(筆者撮影、以下同)

 店内はゆったりと座れるボックスシートや4人掛けのテーブルが多く用意されている。仕事用の荷物を多く抱えていても座りやすい空間だ。午前10時30分ごろに入店した時点では店内は空いていたが、ランチタイムに近づくと徐々に客足が増えていった。

 タッチパネルで中華そばクラシックを注文すると、5分程度で運ばれてきた。(ちなみに同店では配膳ロボットが導入されていた)

配膳ロボットが精力的に働いている
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