5位には5種類、兵庫県にある約650本の桜が作る全長約4キロの桜並木「おの桜づつみ回廊」。加古川左岸の上流から下流へと順に開花していく。夜は粟田橋上流約350メートルがライトアップされ、幻想的な雰囲気の並木道を歩くことができる。
6位は大分県の大分川沿いに整備された自然遊歩道「大分川沿いの桜並木」。春絶景の散歩道として人気が高い。
7位は約1200年の歴史をもつ福岡県の古刹「清水寺」。隣接する清水公園とあわせ約1900本の桜が咲き、有明海と雲仙、桜の競演を楽しめる。8位は青森県の「世界一の桜並木」。約20キロにわたり約6500本のオオヤマザクラを植樹しており、地元で愛されるスポットだ。
9位は山口県の「錦帯橋」(きんたいきょう)。5連のアーチを描く錦帯橋と約1500本の桜が彩る風光明媚な景観が人気の観光スポットだ。10位は山形県の庄内藩酒井家の居城跡に整備された「鶴岡公園」が選ばれた。日本さくら名所100選にも選定される人気スポットだ。
マーケティング会社インテージ(東京都千代田区)が2022年に実施したお花見に関する調査によると、1人あたりがお花見に使った(または使う予定)の金額は3751円で、21年の2711円から約1000円アップしていた。同社は、この数値と国勢調査データなどを基にした22年の「お花見市場規模」について、1076億円(前年比141.7%)と推計している。
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