IQOS ILUMA「センティア スムース ゴールド」発売 全13銘柄にラインアップ拡充シェア伸ばせるか

» 2023年03月13日 13時16分 公開
[ITmedia]

 フィリップ モリス ジャパンが、加熱式たばこ「IQOS」のシェア拡大に力を入れている。3月6日には「IQOS ILUMA(イルマ)」専用たばこスティック「SENTIA(センティア)」から「センティア スムース ゴールド」(20本入りで530円)を発売し、ラインアップを拡充した。IQOSをはじめ「煙の出ない製品」への切り替えを促す。

センティア スムース ゴールド

 新商品の発売によってセンティアのラインアップは全13銘柄となる。

製品ラインアップは全13銘柄に

 全国8店舗のIQOSストア、IQOSショップ(ヤマダデンキ一部店舗)、IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列一部店舗他)、コンビニエンスストアを含む全国のたばこ取扱店、IQOSオンラインストアで取り扱う。

センティア スムース ゴールドの詳細
製品ラインアップの詳細

 フィリップ モリス インターナショナル(PMI)が2月に発表した2022年通期決算によると、純売上高は前年比1.1%増の317億6200万ドル、調整後の営業利益は同5%減の129億800万ドルの増収減益だった。煙のない製品は販売本数を増やすなど増収に貢献し、PMI全体の売上高の32.1%を占めるまでになった。

 同社の加熱式たばこは22年末時点で世界73の市場で展開。日本では加熱式たばこが市場全体の35%近くを占有していて、IQOSがその成長をけん引している。センティアのラインアップ拡充で、どこまでIQOSのシェアを伸ばせるか。

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