WBC取材の米国人記者、叙々苑弁当を「最高の食事」と絶賛 売れ行きは「まずまず」東京ドームで販売

» 2023年03月14日 20時46分 公開
[樋口隆充ITmedia]

 焼肉店「叙々苑」が販売する「焼肉弁当」の味が外国人に衝撃を与えたようだ。野球の世界一決定戦「ワールドベースボールクラシック」の取材で来日中の米国人記者マイケル・クレア氏が、自身の公式Twitterアカウント(@michaelsclair)で「最高の食事」と絶賛している。

photo 叙々苑の店舗(出典:同社公式Webサイト、以下同)

 クレア記者は米メジャーリーグ(MLB)の公式記者として活動中。1次ラウンドのプールB(東京プール)の試合を取材するため、会場の東京ドーム(東京都文京区)で、食べたのが叙々苑の焼肉弁当だった。弁当の写真とともに、同行した通訳者の男性に触れ「この最も素晴らしい食事を教えてくれた彼に100万回感謝する」とツイートした。

販売中の弁当は「カルビ弁当」 価格は3200円

 叙々苑広報によると、東京ドーム内で販売中の弁当は「カルビ弁当」(3200円)。プロ野球の巨人戦を中心にこれまでも東京ドームで販売していた経緯から、WBC期間中も販売することになったという。売れ行きは「まずまず」とのことだ。

photo 叙々苑の「カルビ弁当」

 クレア記者の投稿はTwitterでも話題となっている。WBC開幕後の商品の売れ行きや外国人向けの販売施策などについては、広報担当者は「答えられない」と明言を避けた。

 WBCでは、選手や関係者の食にも注目が集まっている。侍ジャパンこと日本代表のメンバーが、大会開幕前に大阪市内の焼肉店「明月館」で決起集会を行ったことも話題になった。大谷翔平選手やダルビッシュ有投手などのスター選手が利用したことで、来店者も増加しているという。

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