ジェイアール名古屋タカシマヤは「ランドセル商戦」に向けた2024年モデルを発表した。通学荷物の重量化に対応した「ランドセルみたいなリュック」のほか、約400種類を3月29日から順次販売する。
ランドセルの重量が児童にとって重たく体への負担も大きいため、軽量タイプのランドセルが人気を集めている。傾向を踏まえ、同社はデイバックやリュックに使用されるナイロン素材と人工皮革を組み合わせた「ランドセルみたいなリュック」を販売する。重さは880グラム。需要の高まりを受け、前年よりも品ぞろえを増やし、全15種類を展開する。人気アパレルブランド、アニエスベーとコラボした商品も用意した。
価格は5万2800円、5万5000円、6万6000円の3パターンで展開する。
ママ社員の声を反映させたジェンダーレスなカラーのランドセルも販売する。性別問わず使用できるよう、パステル調ではなく濃い目の色合いを採用した。全5色で価格は7万4800円。
開発に関わったママ社員は「『シンプルなデザインが欲しい』『タブレットやパソコンを収納したい』『男の子が持てる水色がない』など接客の中で出てきたお客さまの声をもとに、機能や色の展開を考えました。また、母である自身の経験から『丈夫さ』『軽さ』にもこだわりました」とコメントしている。
加えて、女の子でも使える黒色のランドセルも販売する。アクセントになるイエローの反射板を使用したものは7万9200円、かぶせの内側にピンクやグリーンのデザインを採用したものは8万5800円で展開する。
ジェイアール名古屋タカシマヤは昨年のランドセル商戦を踏まえ、今年は3月29日のスタート時には約350種類、4月中旬〜5月中旬の商戦ピーク時には約400種類を販売するとしている。
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