「大人になってからやっておけばよかった習い事」 英会話を抑えた1位は？：幼少期の習い事費用も調査

[ITmedia]

　名学館ホールディングス（名古屋市）が運営する「わんぱく教育カンパニー」は習い事に関する調査を実施した。その結果、「大人になってからやっておけばよかった習い事」1位は「ピアノ」（18％）だった。

習い事に関する調査を実施した（画像はイメージ）

　2位以下は「英会話」（13％）、「習字」（7％）、「プログラミング」（5％）と続いた。選択肢外を選んだ「その他」が35％と多くを占めていることから、「やっておけばよかった」と後悔する習い事が多いことが分かった。

大人になってからやっておけばよかった習い事（画像：以下、プレスリリースより）

　やらずに後悔した理由については「憧れ」（30％）が最も多かった。次いで「スキルを身に付けたい」（19％）、「趣味になりそう」（17％）と、約3割が実用的な理由を挙げた。現在進行形で活用できる習い事を経験したかった人が多いことがうかがえる結果となった。

やらずに後悔した理由

　「大人になってタメになった幼少期の習い事」についても調査した。1位は「英会話」（16％）だった。2位は「習字」（12％）、3位は「書道」（9％）という結果に。理由としては「英語が話せたおかげで、海外旅行をした時のトラブルを解決できた」「字が綺麗だと褒められることが多くなり、真面目でちゃんとした人だと思ってもらえる」などの回答が見られた。

大人になってタメになった習い事

　過去に通っていた習い事の頻度については「2〜4年」（21％）が最も多かった。1年以上続けている人の割合は約7割となっており、一つの習い事を一定期間続ける人が多いことが分かった。

　習い事の月額費用についても尋ねた。その結果、45％が「5000〜1万円」と回答した。次いで「5000円未満」（31％）、「1万〜1万5000円」（13％）となった。月に5万円以上支払っている人も2％存在した。

習い事の月額費用

　調査は男女500人を対象にインターネットで実施した。