2023年に転職することを考えているかという質問に対しては、全世代の27%が「考えている」と答えた。一方、世代別ではZ世代は33%、ミレニアム世代は40%に上る結果となった。若年層ほど働き方に不満を持っており、特にミレニアム世代において、転職を考えている人の割合が突出している現状が浮き彫りとなった。
23年内の転職を「考えている」と回答したミレニアム世代に、今の仕事を辞めたい主な理由を尋ねた結果、「もっとお金を稼ぎたい」が37%、「ワークライフバランスを改善したい」が29%、「今の仕事では成長の機会がないと感じる」が21%と上位に挙がった。
転職やキャリアアップに際して抱えている課題については、ミレニアム世代では「専門分野」が43%と最も多く、全世代の35%も引き離す結果となった。ミレニアム世代においては、転職やキャリアアップへの意欲が高く、専門性を高めるニーズも大きいことがうかがえた。
今回の調査は2022年12月7〜12日、国内の18歳以上の就労1026人を対象にインターネットで実施した。
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