こうした流れの中で、直近の業績はどうなっているでしょうか。23年2月期の第3四半期までの業績を見ていきます。
売上高は前年同期比43.5%増の8兆8237億円、営業利益は30.4%増の3948億円、経常利益は31.2%増の3702億円、純利益は34.2%増の2347億円と大幅な増収増益で非常に好調となっています。もう少し詳しく業績を見ていきます。
セブン&アイの事業セグメントは
と5つあり、それぞれの事業の業績の推移は下記の通りです。
特に好調だったのは海外コンビニエンスストア事業で、国内ではコンビニはわずかながら増収増益、イトーヨーカドーも含んでいるスーパーストア事業は減収減益で不調となってしまっています。
Speedwayの買収や構造改革なども行っていましたが、その積極的な海外展開の好影響が大きかったことが分かります。続いて各事業についてもう少し詳しく見ていきましょう。
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