イトーキ、ランドセルに「キャメル」や「くすみカラー」を追加 好みの多様化に対応

[コネムラメグミ，ITmedia]

　イトーキ（東京都中央区）は4月1日、同社のランドセルブランド「QNORQ（クノーク）」シリーズに新色4色を追加した2024シーズンモデルを発売する。ランドセルの新色展開によって選択肢を提供。多様化するニーズを取り込む。

イトーキは「QNORQ（クノーク）」シリーズのランドセルに、新色4色を追加した2024シーズンモデルを発売する（出所：プレスリリース、以下同）

　クノークは、ランドセルをファッションアイテムとして捉え、デザインと機能性にこだわって作った国産のイトーキオリジナルブランドだ。今回、同ブランドの「Jolie Fille（ジョリフィーユ）」シリーズから2色と、「Jolie Fille Chic（ジョリフィーユシック）」シリーズから2色の合計4色を発売する。

ジョリフィーユ新色はキャメル、アメジストネイビー

　ジョリフィーユシリーズの新色として、リニューアルした「キャメル」と「アメジストネイビー」の2種類を用意した。キャメルは生地色を明るいトーンに変更。アメジストネイビーは草木柄の刺繍色を、生地色と同じパープル系の刺繍にリニューアルした。

「Jolie Fille」シリーズの新色「キャメル」と「アメジストネイビー」

ジョリフィーユシック新色はくすみカラー2色

　ジョリフィーユシックシリーズの新色は、くすみカラーの「ミスティローズ」と「ゼニスブルー」で、どちらも同シリーズ初となるカラーだ。

「Jolie Fille Chic」シリーズの新色くすみカラー「ミスティローズ」と「ゼニスブルー」

　「これから未来に向かって大きく羽ばたく子どもたちに、お気に入りのランドセルとかけがえの無い時間を過ごしてほしい、そして物を大切にする心を育んでほしい、という思いを込めて、デザインと機能性にこだわって作りました」（イトーキ）

左からBRICKWAY（ブリックウェイ）、BRICKWAY novel（ブリックウェイノヴェル）、lehtia（レフティア）シリーズ

他にも多色展開している

ランドセルの色は多様化

　近年、子どもの背負うランドセルの色は多様化している。ランドセル工業会が2022年に実施した「ランドセル購入に関する調査」によると、女子の選んだランドセルの色は、1位が紫、2位が桃、3位が赤と僅差でいろいろな色がランクインする結果となった。

ランドセル工業会「2022年 ランドセル購入に関する調査」