WBC決勝の視聴者注目度 「日本VS.アメリカ」で最も注目された場面は?(1/2 ページ)

» 2023年03月24日 19時30分 公開
[ITmedia]

 メディアリサーチを手掛けるREVISIO(東京都千代田区)は、3月22日にテレビ朝日系列で放送されたWBC決勝戦「日本VS.アメリカ」について「どのシーンが注目されたのか?」を分析した。その結果、最も注目を集めたのは「大谷VS.トラウト」だった。

WBC決勝と準決勝で「どのシーンが注目されたのか?」

 調査は、人体認識技術を搭載した機器を介して、テレビ番組の視聴態勢データを取得。視聴者の様子を1分ごとに計測し、テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合を注目度としてグラフに表した。

注目度とは?

 最も注目されたシーンは、日本が3対2とリードして迎えた「9回裏ピッチャー大谷翔平選手VS.打者トラウト選手」だった。注目度は77.6%を記録している。

 この対戦は2アウト、ランナーなしで始まった。2ボール2ストライクで迎えた5球目、164キロのストレートは大きく外れてボールとなった。フルカウントで投げた6球目のスライダーで、トラウト選手から空振りを奪い日本が勝利した形だ。

WBC決勝戦「日本VS.アメリカ」で 最も注目されたのは?

 2番目に注目度が高かったのは「試合終了後の大谷選手へのメダル授与」のシーンだった。注目度は76.2%。大谷選手がメダルをかけてもらう場面から、大会MVPとして盾が授与され、トロフィーの後ろで写真撮影するまでが注目されていた。

 3番目は「6回裏2アウト満塁で迎えたヌートバー選手の打席」で、注目度は74.3%を記録している。2ボール2ストライクで迎えた5球目で、打った打球はライト前の浅いフライとなり捕球され、アウトとなったシーンが注目された。

どのシーンが注目されたのか?(出典:WBC公式Webサイト)
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