消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
東芝データ(東京都港区)は、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート」会員約120万人の購買データを分析し、各都道府県の中で最も購入率が高い商品を「ご当地パン」としてランキング化した。2022年の購買結果から、1位に選ばれたのは、沖縄県の「オキコ」の「ファミリーサンド 5本入り」で購入率は約23.7%となった。
東芝データは各都道府県で最も購入率が高い商品を代表パンとして抽出しランキング化した(提供:ゲッティイメージズ)
オキコパンのファミリーサンドはマーガリンをはさんだ定番のロールパン。トースターやフライパンで温めるほか、好きな食材をはさんで手軽にアレンジできるとして、地元で絶大な人気を誇る。
2位は秋田県の「たけや製パン」の「ランチパック 蒲焼鶏&タマゴ」で購入率は21.3%だった。片手で食べやすく、ランチやおやつとしても地元で高い支持を得ている。
3位はフジパンと業務提携をしている北海道「ロバパン」の定番食パン「本仕込み 食パン6枚」で購入率13.3%。4位は山崎製パンが新潟県で発売する、ご当地名物をイメージした黒糖蒸しパン「ポッポ焼き風蒸しパン」(13.0%)、5位は生クリームと牛乳が練り込まれた大分県の小手川製菓が販売する「食パン」(10.9%)がランクインした。
47都道府県ご当地パン購入率ランキングTOP5
調査は電子レシートサービス「スマートレシート」の会員約120万人のレシートデータから得られる購買データを分析。データの抽出条件は、対象期間を22年、対象店舗は「スーパー」、対象商品は「販売実績が1県のみのパン」とし、商品購入者実人数をパン購入者実人数で割って購入率を算出した。
47都道府県ご当地パン購入率ランキングTOP20
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