米Amazonが運営するAmazon Prime Videoは、オリジナル番組「風雲!たけし城」(全8話)を4月21日から順次配信する。世界150カ国以上で放送された同作が、34年ぶりにPrime Videoで復活する。NetflixやU-NEXTなど競合がひしめく中、Prime Videoでしか視聴できないコンテンツを拡充し、新規顧客を開拓する。
「風雲!たけし城(昭和版)」は、海外でも熱狂的なファンを生んだ視聴者参加型のバラエティ番組。1980年代に空前のブームを巻き起こした。瞬間最高視聴率は24.7%を記録している。
34年ぶりに復活する「風雲!たけし城」は、攻撃隊長の谷隼人さんと木村昴さんが率いる総勢300人以上の挑戦者たちが、約2万坪の広大な敷地に設置した「令和版たけし城」に攻め込み、100万円獲得を目指す。
定額制動画配信では熾烈(しれつ)な競争が続く。GEM Partnersの調査によると、22年の国内シェアは、Netflixがトップ(22.3%、前年比-0.8ポイント)。2位にはU-NEXTが浮上し、21年に2位だったPrime Video(11.8%、前年比-0.2ポイント)は3位に落ちた。
ユーザー獲得のため、各社が力を入れるのが独自コンテンツだ。Amazon Prime Videoは、3月22日に「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」の決勝戦(米国代表対日本代表)を配信。日本でサービスを開始した2015年以来、配信初日の視聴数で日本歴代1位を更新した。4月8日には、那須川天心選手のボクシングデビュー戦も独占配信する。他社では視聴できないコンテンツをそろえ、新規顧客を開拓していく。
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