関西で子育てがしやすい街 2位「兵庫県芦屋市」、1位は？：大東建託の調査（1/2 ページ）

[ITmedia]

　大東建託は関西に住む成人を対象に、居住満足度を調査した。「子育て世帯の街（自治体）の住みここちランキング」の1位は、「大阪市天王寺区」だった。

「子育て世帯の街の住みここちランキング2022＜関西版＞」

　ランキングでは、満足度（100点満点）以外に「生活利便性」「交通利便性」「親しみやすさ」など8項目の因子についても順位を付けている。

　1位の大阪市天王寺区は、天王寺を中心とした高層オフィスビルと静かな庭園に囲まれている広大なエリアだ。因子別評価では「行政サービス」で1位を獲得。「生活利便性」と「交通利便性」では2位となっている。

「子育て世帯の街（自治体）の住みここちランキング」TOP30

　住居者からは、「文教地区で教育熱心な方が多く学校や塾も多いため、安心してよい教育を子どもに受けさせられる。都会で各主要都市へのアクセスがとてもよく、車が必要ないほどの立地条件」（女性・33歳）といった声が寄せられた。

　2位には「兵庫県芦屋市」がランクインした。県下一の高級住宅地があるエリアとして知られており、北部には緑豊かな六甲の山を、南部では穏やかな瀬戸内海を一望できる。因子別評価では「静かさ治安」で2位、「自然観光」で3位を獲得した。

「子育て世帯の街（自治体）の住みここちランキング」TOP50

　3位は、大阪府の北摂豊能地域に位置する「大阪府箕面市」だった。日本の滝百選に選ばれた箕面大滝があり、自然豊かで緑に囲まれたエリアだ。因子別評価では「防災」で1位、「親しみやすさ」で2位、「静かさ治安」では4位となっている。

　同ランキングは、近接駅を統合し、2つ以上の近接駅を統合した場合は駅名の後にA（area）を付記している。