入社から1年余りで役員へ昇格となった大木氏は自身の公式Twitterアカウント(@Yuuki_Ohki)を4月3日に更新。肩書きが変わったことを報告しつつ「肩書きが変わっても、いきなり何かできるようになるわけではなく、引き続き必死。『女子アナ上がりの気楽なお仕事』はない。スタートアップは、想像をこえて楽しいが、楽ではない」と気を引き締めていた。
令和トラベルは、コロナ禍で大手旅行代理店が軒並み赤字に転落するなど観光業界が苦しい状況の中、それをあえて逆手に取る形で21年4月、業界に参入した。大手よりも組織が小規模で、デジタル技術が発達した時代に後発で参入したメリットを生かして「デジタルの力を最大限活用した旅行代理店」をテーマに、海外旅行のパックツアーを販売。ユーザー数やシェアを急激に伸ばしている。
一方でユーザー数の増加で強固な組織体制や開発体制の整備が求められていたという。同社は「マスク着用などコロナ禍において生まれたさまざまな規制も徐々に廃止され、海外旅行はまさに今、復活の時を迎えている。今後もさらなる組織・プロダクトの強化を推進していきたい」とコメントしている。
テレビ局のアナウンサーでは、富川悠太氏(テレビ朝日からトヨタ広報)、国山ハセン氏(TBSから「PIVOT」プロデューサー)、桝太一氏(日本テレビから同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員)、森本智子氏(テレビ東京から「Wellness Me」創業)など異業種・異職種への転身が増えている。
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