テレビ朝日の有名プロデューサーが米アマゾン系のコンテンツ制作会社に転職するとのツイートが、業界関係者を中心にネット上で注目を集めている。
転職を発表したのはテレ朝の芦田太郎プロデューサー。自身の公式Twitterアカウントで1月6日までに明らかにした。芦田プロデューサーは2008年の入社以来、バラエティー番組の制作畑を歩み、『あいつ今何してる?』などを手掛けた他、自身が企画した『あざとくて何が悪いの?』は同社を代表するヒット番組となった。
芦田プロデューサーは今後、アマゾン傘下のAmazon Studiosに移籍し、Amazon Prime Videoで配信するバラエティーやドキュメンタリーの制作に従事する予定。自身が投稿したnoteの記事では「14年間、テレビという最高の舞台で培ってきた自分の力を次は世界を舞台に試してみたい。日本のテレビバラエティや企画力はきっと世界でも勝負ができるはずで、国境を越えて人々が笑える、熱狂できる”文化”を創りたい」と意気込みを語っている。
芦田氏に限らず、近年、日本のテレビ業界では外資系企業が潤沢な制作資金を背景に、人材を引き抜くケースが相次いでいる。Amazon Prime Videoで配信中の『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』の総合演出を手掛けた小松純也氏も、19年3月にフジテレビを退社している。
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