ユニクロは4月7日、新しいロードサイド店舗「ユニクロ 前橋南インター店」(群馬県前橋市)を4月21日にオープンすると発表した。外観に巨大ロゴを配置し、公園のようにゆっくりとくつろげるエリアなどを用意。単なる衣料品店ではなく、企業姿勢を知ってもらうストアをコンセプトに掲げる。
ユニクロは新しいロードサイド店舗「ユニクロ 前橋南インター店」を4月21日にオープンする(プレスリリースより、以下同)
同店は前橋南インターチェンジ近くに位置し、2024年はじめに開業を予定する「IKEA前橋」に隣接する。今回の店舗は、ユニクロのロゴなどを手掛けてきたクリエーティブディレクターの佐藤可士和氏が建築デザインを監修した。
外観にオブジェのような巨大ロゴ(7メートル四方)を配置。約750坪の店舗の周囲は、広々とした緑の芝生「UNIQLO GARDEN」(ユニクロ ガーデン)が広がり、買い物の合間に休むことができる。子どもが遊べるエリアなども店内に用意している。
買い物の合間にゆっくりくつろげるエリアや子どもが遊べるエリアを店舗の内外に用意
従来のロードサイド店舗を見直し、単なる衣料品店ではなく「一日中楽しく過ごせる新しい店舗」として訴求する。同社は衣料品だけでなく、暮らしを豊かにするアイテムとして20年から「UNIQLO PARK横浜ベイサイド店」で季節の花を販売。現在は都心を中心に15店舗で販売するほか、オンラインストアでも販売。前橋南インター店でも約30種類の花を販売する。
このほか、「ユニクロ銀座店」「UNIQLO TOKYO」に続き全国3店舗目となる「UNIQLO COFFEE」も店内にオープンする。
正面入り口右側のエリアで約30種類の花を販売。全国3店舗目となる「UNIQLO COFFEE」もオープン
環境にも配慮し、店舗における消費電力を抑えるために採光窓を設け、太陽光パネルを設置。着なくなった服を断熱材として活用するという。
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