消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
出産をきっかけに、クルマを購入した人はどのくらいいるのだろうか。「第一子の妊娠・誕生を機にクルマを購入した」人は41.6%であることが、ソニー損害保険の調査で分かった。
「購入した」と答えた人の内訳を見ると、「購入した(妊娠・誕生前は持っていなかった)」が17.3%、「買替えをした」が22.2%、「買増しをした」が2.1%だった。
妊娠・誕生前はクルマを持っていなかった人を居住地別に見ると、都市部で30.5%、地方で14.5%。都市部のほうが16ポイントも高いことから、都市に住んでいる人は子どもの誕生をきっかけに初めてマイカーを持つケースが多いことがうかがえた。
子どもの誕生をきっかけにクルマを購入した人に、購入した車名を尋ねた。この質問に対し、1位は「N-BOX」(ホンダ、30人)。以下、「ヴォクシー」(トヨタ)と「セレナ」(日産、いずれも26人)、「タント」(ダイハツ、20人)、「アルファード」(トヨタ、19人)という結果に。スライドドアが搭載されたクルマや、車内空間の広いクルマが多く挙がった。
クルマを買替えた人に、買替える前に乗っていた車名を聞いた。「プリウス」(トヨタ、12人)が最も多く、次いで「N-BOX」(10人)、「ムーヴ」(ダイハツ)と「ラパン」(スズキ、いずれも8人)だった。5位は「タント」(ダイハツ)、「ノート」(日産)、「ハリアー」(トヨタ)、「フィット」(ホンダ)、「ミラココア」(ダイハツ、いずれも7人)と、出産をきっかけに購入したクルマと違って、コンパクトカーや軽自動車が上位に並んだ。
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