びっくりドンキーが卵ショックの影響を受けている。
一部店舗で、3月30日から「卵かけご飯」(330円)や「ドンキースペシャルブレックファスト(目玉焼き)」(880円)の販売を休止している。びっくりドンキーを運営するアレフ(札幌市)によると、鳥インフルエンザ流行の影響により、鶏卵の供給が不安定になっているためだという。
販売を休止しているのは、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、山梨県にある計60店舗だ。
ドンキースペシャルブレックファストは、1月下旬から提供している。トースト、サラダ、マッシュポテト、ベーコン、ソーセージと目玉焼きまたはスクランブルエッグがワンプレートとなっているのが特徴だ。サラダは、目で見ても楽しめるように彩りが鮮やかな食材を使用している。ホテルの朝食にある「アメリカンブレックファスト」スタイルを参考にしたという。開発担当者は狙いについて「これまでのトーストメニューより、ボリューム・栄養をしっかり摂りたいというニーズに応えるため」と説明する。
卵かけご飯は2021年10月に提供を開始した商品だ。みそ汁とハンバーグにかける「オリジナルハンバーグソース」がついているのが特徴で、同社は「びっくりドンキーでしか食べられない唯一無二の『卵かけご飯』」とうたっている。
また、モーニングトーストセット(プレーン、チーズ、ポテサラ)のゆで卵をポテトサラダに変更している。
びっくりドンキーでは、20年4月に一部店舗でモーニングメニューの提供を開始した。コロナ禍で朝食需要が高まったことに対応するのが目的で、卵かけごはんやドンキースペシャルブレックファストを次々と開発してきた経緯がある。
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