奈良県桜井市の老舗ランドセルメーカー、カザマは2023年に運行10周年を迎えた近鉄の観光特急「しまかぜ」をモチーフにしたランドセルを作製した。4月15日から完全受注生産で近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店やオンラインショップで販売する。
鉄道好きの子どもをはじめとし、「しまかぜ」を通じてランドセル職人の熟練の技や製品の魅力を訴求する。
デザインはブラックを基調に、三重県・伊勢志摩地域の晴れやかな空をイメージした観光特急「しまかぜ」のブルーをあしらい、引き締まったカラーリングを実現した。カブセとオオマチマチの部分には、銀色の箔押しで「しまかぜ」のロゴもあしらっている。
カザマは1950年創業。「みんなの思いを、背負ってつくる。」をコンセプトに職人が手作りにこだわってランドセルを作り続けてきた。
「しまかぜ」は、大阪難波・京都・近鉄名古屋から賢島を結ぶ近鉄の豪華観光特急。23年3月21日で運行開始10周年を迎えた。本革を使用した柔らかいプレミアムシートなど、バリエーション豊かな車内空間が人気を博す。
4月15日から予約を受け付ける。販売価格は7万7000円。完全受注生産で、一定数量に達し次第受注を終了する。販売店舗はカザマランドセルショールーム、カザマランドセルオンラインショップ、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店、近鉄百貨店ネットショップ。
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