本田技研工業(ホンダ)は中国・上海で4月18日から開催中の「上海モーターショー」で、バッテリー式EV(BEV)の新車種「e:NP2 Prototype」(イーエヌピーツー プロトタイプ)、「e:NS2 Prototype」(イーエヌエスツー プロトタイプ)、「e:N SUV 序」を世界初公開した。いずれも2024年内の発売を予定している。
シリーズ第2弾となる「e:NP2 Prototype」「e:NS2 Prototype」は、SUVのようなユーティリティーの高さと、セダンのような流麗なフォルムを両立したデザインが特徴。ホンダによると、それぞれのモデルが目指す世界観をデザインへ落とし込んだ上で、e:NP2 Prototypeは「シームレスで洗練されたスマートな未来感」を、e:NS2 Prototypeは「見る人に刺激を与えるエモーショナルな未来感をそれぞれ表現した」という。
「e:N SUV 序」は「e:N」シリーズ共通のコンセプトである「動」「智」「美」を新たな次元へ引き上げることを目指した車種。SUVらしいワイルドさと近未来的な知性を兼ね備えたデザインを採用している。
ホンダは3車種の投入で「e:N」シリーズの拡充とともに「2035年までにEVの販売比率100%」の達成を目指す。世界市場で販売する全車両を2040年までにEVか燃料電池車(FCV)にするとしていた計画を、中国で5年前倒しする。
上海モーターショーで展示中の車種の詳細は、公式Webサイトで公開している。
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