JR東日本は、2023年度のホームドア整備計画について、12駅24番線で整備を進めることを明らかにした。同社は31年度末までを目処に、東京圏在来線の主要路線330駅758番線にホームドアを導入することを目標としている。
JR東日本では、利用者と列車との接触や線路への転落を防止する対策として、22年度末までに、山手線、京浜東北・根岸線を中心に99駅197番線の線区単位でホームドアの整備を完了させた。
23年度にホームドアを整備する駅は、京浜東北線の大宮駅(1・2番線)、中央総武緩行線の東中野駅(1・2番線)、南武線の登戸駅(1・3番線)、武蔵中原駅(1・4番線)、武蔵新城駅(1・2番線)、矢野口駅(1・2番線)。
加えて、浜線の小机駅(1・3番線)、相模原駅(1・2番線)、中山駅(1・3番線)、成瀬駅(1・2番線)、十日市場駅(1・2番線)、八王子駅(5・6番線)の12駅24番線。登戸駅は壁式の従来型、それ以外の駅は軽量型のスマートホームドアを設置する。
ホームドア整備計画は、世界的な半導体不足の影響で部材の一部に調達の遅れが生じている。同社は「今後も部材の調達状況をタイムリーに見極めるとともに、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、整備目標の完遂を目指す」としている。
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