ビジネス特化型SNS「LinkedIn」を運営するリンクトインの日本法人(東京都千代田区)は、「今、働きたい会社」ランキングを発表した。LinkedInを利用しているユーザーのデータを分析したところ、1位は「アマゾン・ドット・コム」、2位は「アルファベット」、3位は「武田薬品工業」だった。
3位の「武田薬品工業」、9位の「ジョンソン・エンド・ジョンソン」、17位の「ノバルティス」など、製薬やヘルスケア企業が上位にランクイン。この結果を受け、同社は「新型コロナ禍を経て、ヘルスケア分野の活況ぶりを映し出している可能性がある」とコメントした。
7位「富士通」、10位「日立製作所」、16位「ソニーグループ」など、日本発のグローバル企業もランクイン。事業領域にかかわらず、世界を舞台に事業を展開する企業が人気のようだ。
本調査は米国で2015年から開始しており、日本では4回目。今回の特徴として「アマゾン・ドット・コム」「アルファベット」「アクセンチュア」など、以前からランキング上位に名を連ねるIT関連以外にも、5位「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」、11位「コンチネンタル」、12位「マッキンゼー・アンド・カンパニー」など、消費財や製造業、サービス業など幅広い業種の企業がランクインした。
調査はLinkedInでユーザーが入力したプロフィールのデータを「昇進の可能性」「スキルの獲得」「仕事の安定度」「社外からの魅力」「社内のつながり」「社員の多様性」に基づいて分析した。対象期間は22年1月1日から12月31日まで。
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