東京ドームホテル(東京都文京区)は開業以来初の大幅な改装を実施した。35〜38階を「プレミアムフロア」、39〜41階を「エグゼクティブフロア」として、3月20日までにオープンした。ポストコロナで回復する観光需要や高級志向ニーズに応える。
同ホテルは複合施設「東京ドームシティ」に2000年6月開業。開業以来初となる大幅リニューアルを実施し、高層階に“大人の隠れ家”を演出した高級感ただよう空間を新たにつくった。
エグゼクティブフロア(39〜41階)は同ホテルの「最上級のおもてなし空間」と位置づけ、木の質感を生かした落ち着きのあるデザインにした。価格は1泊約6万円から。同フロア宿泊者専用の「エグゼクティブラウンジ」も用意している。
プレミアムフロア(35〜38階)はシックなモノトーンを基調としたデザインが特徴。価格は1泊約4万7000円から。
開業23周年を記念した宿泊プランも販売する。1日23室限定で、プレミアムルームは1泊1万1850円から、エグゼクティブルームは1万7300円から(いずれも2人利用時)。販売期間は6月1日〜7月31日。5月8日から予約を受け付ける。
東京ドームシティでは集客力の向上を目指し、商業施設「ラクーア」などの大規模改修を2024年にかけて進める。吉本興業ホールディングスのグループ会社が運営する新劇場の開業なども予定しており、周辺一帯のエンタメ性をより高める。
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