マーケティング事業を行うインテージ(東京都千代田区)は、「ゴールデンウイーク」に関する調査を行った。今年のゴールデンウイークの予算の平均金額は2万7870円で、昨年の1万6407円から1.7倍に増加した。
過ごし方について尋ねたところ、最も多かったのは「自宅で過ごす」(34.9%)だった。過去2年の結果と同様であったものの、昨年と比較し3ポイントほど減少した。
次いで「ショッピングに行く」(23.5%)、「外食に行く」(18.9%)、「国内旅行(宿泊あり・なし合計)(14.4%)が上位を占め、それぞれ昨年と比べスコアも伸びている。また10位以内には入らなかったものの、「海外旅行」(1%)も昨年の約2倍となった。
ゴールデンウイーク期間中、「休める日数のトータル」については、カレンダー通りの「7日」は14.5%にとどまり、69.2%が「6日以下」と回答。一方「9日以上」の休みを取得予定の人も合わせて14.6%ほどいた。
ゴールデンウイーク期間中の「最も長い連休日数」については、カレンダー通りの「5連休」(39.6%)が最も多く、平日の休みを加え6連休以上の休暇を取得する人も18.9%と、約6割が5日以上の連休を取得することが分かった。
国内旅行の宿泊日数については、65.2%が「1〜2泊」と回答した。同社は「連続した休暇日数については『5日間』が最も多かったが、宿泊日数は『1〜2泊』が多い。長期間の宿泊への抵抗感や、昨今の物価高や経済状況を受けて短期間に抑えるといった意識が働いているのでは」とコメントした。
調査は3月31日〜4月3日、全国の15〜79歳の男女2768人を対象にインターネットで行った。
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