コクヨの子会社で通販事業を展開するカウネット(東京都港区)は、「政府方針変更(3月13日)以降の感染症対策」について調査を実施した。その結果、マスクの着用は個人の判断とするいわゆる「マスク解禁」後に「職場で着用する」と回答した人は過半数を占め、プライベートでの着用意識を上回った。
「3月13日のマスク解禁を受けて、今後職場でマスクの着用を続けるか」を聞いたところ、最も多かったのは「着用する」(53.7%)だった。次いで、「外したいが周囲の社員を見て判断する」(17.1%)、「外す」(12.8%)となった。
一方で、3月13日からのマスク解禁についてプライベートな着用意識を聞いたところ、最も多かったのは「このまま着け続けたい」(37.0%)で、職場での着用意向を下回る結果となった。次いで、「周りを見ながら外していく」(26.9%)、「周りを見ながら着け続ける」(22.1%)となった。
政府発表を受けて、職場内の感染症対策について「方針変更があった」は26.7%、「現状の方針を継続するという告知があった」は20.6%だった。合わせて約半数の職場が今後の対応策について告知していた。
さらに、今後の方針についての告知があった人に対し「職場の対応についてどのように感じたか」を聞いた。「現状の方針を継続するという告知があった」と回答した人は、「とても良い」が28.9%、「良い」が47.1%で、約8割の人が好意的な結果となった。
一方で、「方針変更があった」と回答した人は、「とても良い」が15.3%、「良い」が33.2%と、好意的に捉えた人は5割程度だった。
調査は3月14〜20日、コミュニティサイト「カウネットモニカ」の会員1338人を対象に実施した。
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