家庭の食事ルール 2位「スマホを見ながら食べない」、1位は?保護者1000人に聞く

» 2023年05月10日 12時00分 公開

仕事に役立つ調査データ:

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 個別指導の学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパン(東京都新宿区)は、中学生の子どもを持つ保護者1000人を対象に、食事に関する調査を実施した。家庭に食事のルールがある人は52.0%だった。具体的な食事のルールを聞いたところ、「ひじをついて食べない」(65.4%)が最多となり、以下「スマホを利用しながら食べない」(61.0%)、「食事の挨拶をする」(59.0%)と続いた。

photo 中学生の食事に関する調査(画像はイメージ、提供:写真AC)
photo 家庭にある具体的な食事のルール(出所:プレスリリース、以下同)

 子どもの1回の平均外食費用を尋ねたところ、「900円以上1000円未満」(19.4%)が最も多く、「1000円以上1100円未満」(9.9%)、「600円以上700円未満」(9.3%)と続いた。一方で「把握していない」も17.8%にのぼった。

photo 1回の平均外食費用

 子どもが毎日朝食をとっている人は76.6%で、「時々、食べないときもある」が18.2%、「食べない」は4.2%にとどまった。「時々、食べないときもある」「食べない」と回答した224人に理由を聞いてみると、「起床が遅く時間が無い」(56.2%)、「食欲が無い」(46.4%)が上位を占めた。

photo 子どもが朝食をしっかりとっているか
photo 朝食を食べない理由

 子どもの食事で困っていること1位は「好き嫌いが多い」(29.7%)だった。その他「栄養バランスが不安」(27.9%)、「メニューのマンネリ化」(27.1%)といった声が寄せられた。

photo 子どもの食事で困っていること

 調査は4月7〜10日、インターネットで実施した。

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