ほっともっと、なぜ380円「のり弁当」が圧倒的1位? 計算された「3つの食感」ベスト3の商品は?(3/3 ページ)

» 2023年05月11日 05時00分 公開
[昆清徳ITmedia]
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今後の戦略は?

 大手の弁当チェーンにとってコンビニは競合の一つになるが、ほっともっとでは店内で炊いたごはんや、店内調理といった点で差別化しようとしている。ただ、ローソンは店内で調理した弁当や総菜を提供する「まちかど厨房」を約9000店舗に導入しており将来的には脅威になるかもしれない。

 また、人件費が高騰していることを受け、業務効率化も進めている。現在、埼玉県でテスト店舗を運営しているとともに、調理の一部機械化も検討しているという。

 運営会社であるプレナスの決算説明資料によると、2023年2月期におけるほっともっとの既存店売上高は前期比102.7%と堅調だ。できたてを提供するという強みを生かして、さらに成長できるか。

のり弁当、フライと天ぷらがあるのがポイント
家族向けの「ファミリーナポリタン」(出所:ほっともっと公式Webサイト)
家族向けの「ファミリー肉野菜炒め」(出所:ほっともっと公式Webサイト)
家族向けの「ファミリー焼肉ガーリックライス」(出所:ほっともっと公式Webサイト)
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