大手の弁当チェーンにとってコンビニは競合の一つになるが、ほっともっとでは店内で炊いたごはんや、店内調理といった点で差別化しようとしている。ただ、ローソンは店内で調理した弁当や総菜を提供する「まちかど厨房」を約9000店舗に導入しており将来的には脅威になるかもしれない。
また、人件費が高騰していることを受け、業務効率化も進めている。現在、埼玉県でテスト店舗を運営しているとともに、調理の一部機械化も検討しているという。
運営会社であるプレナスの決算説明資料によると、2023年2月期におけるほっともっとの既存店売上高は前期比102.7%と堅調だ。できたてを提供するという強みを生かして、さらに成長できるか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング