メルカリ(東京都港区)が運営するメルカリ総合研究所は、Z世代の行動特性や価値観とクレジットカード利用に関する調査を実施した。想定外のことが起きた時の捉え方を尋ねると、Z世代の30.0%が「失敗」と捉えており、バブル世代(21.3%)の1.5倍にのぼった。
Z世代に時間や透明性に関する考え方を聞いたところ、「効率的でないことにストレスを感じる」(63.3%)、「時間を圧縮するための手段・行動を考えることが多い」(63.3%)が同率1位となり、「想定外のこと/サプライズなことはできるだけ避けたい」(61.4%)が2位にランクインした。
その他、「結論だけ先に知りたい」(57.3%)、「デリバリーは配達状況を見て、いつ到着するか確認する」(51.3%)、「プレゼントは先に相手に欲しい物を聞いて購入する」(51.3%)が半数以上と、タイパ重視やサプライズアレルギーの傾向がうかがえた。
現金50万円をもらったらどう扱うか尋ねた。どの世代も「預貯金する」が最多となったが、特にZ世代が77.3%と高かった。預貯金する理由として約半数が「緊急時の備えができる」「将来の不安に備えるため」と回答した。
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